ゆうきちのブログ その2

福岡在住の3児の母が日々のつれづれを綴ります。

オンライン

昨日は、子どもの英語教室のオンライン保護者会でした。
従来は会場に集まってやっていたのですが、コロナ禍で緊急事態宣言が出たため、初のzoomを使った会となりました。
オンラインなので移動時間もなく、開始直前まで家事をしていられるのは、主婦にとってはありがたいことでした。 
会での議題のひとつに「コロナ禍になって変わったこと」というものがありました。
色々な意見が出ましたが「外食が減って自炊が増えた」「スマホやゲーム、テレビ等メディアに接する時間が増えた」「単身赴任の夫が帰らなくなった」こと等を挙げておられる方が多かったです。
私は「自粛生活で家族の時間が増えた」ことと、「不要不急について再考させられた」ことを挙げました。
我が家はコロナ禍で夫のテレワークが増え、子どもの休校、塾や習い事のオンライン化が進んだことで家族で食卓を囲むことが多く、自炊する機会が増えました。
自粛生活を余儀なくされたことで家族の会話や時間が増えたことは、私にとっては思いがけず、嬉しいサプライズでした。
 
そして、国や県からは、不要不急の外出を自粛するように言われる中、何が不要不急なのかを自問自答する日々が続きました。
ショッピングモールやイベント、旅行や飲み会は極力避けて、家とスーパーと職場を行き来するだけの毎日。
会うのは家族をはじめとする最低限の人たちだけ。
生活が驚くほどシンプルになり、今まで不要な外出に使っていたエネルギーを必要最低限のことに使うことで、だんだんと頭がクリアになり、思考が整理されていくような感覚に陥りました。
そしてたどり着いた気付き…本当に大切なものは「人命」と「教育」。
命あってこそ、学ぶことができる。
学ぶからこそ、自他の幸せに貢献することができる。
自他の幸せに貢献するためには、人や物と出会い、見聞を広げ、経験を積み、感性を磨くことが必要。

その一歩を踏み出す動機やタイミングは、人それぞれ。
人は人と会うことで、オキシトシンというホルモンが出るらしいので、家族はもちろんのこと、会いたい人には会うべきだし、会えないならオンラインや電話でもいい、愛を感じられる瞬間までもコロナに奪われないようにしたいと思いました。

顔なじみのママさんや先生とのオンラインを介した時間で、確かに、共感とエネルギーをいただくことが出来たことは、私にとって新鮮な経験でした。