ゆうきちのブログ その2

福岡在住の3児の母が日々のつれづれを綴ります。

次女 中学生になる

子どもの成長はあっという間…というけれど、次女に関しては特にそれを感じる。

最近生まれたような気がしていたのに、いつの間にかランドセルを背負い、気がつけば中学校の制服を着ていた。

幼い頃から「自分しゅる〜(自分でする)」が口癖だった彼女。

立ち歩き喋りもおむつはずれも、兄姉と比べてダントツで早かった。

三つ子の魂百までとはよく言ったもので、何でも自分で決めて自分でやりたがる姿勢は今も変わっていない。

最も衝撃的なことは、性別までも自分で決めたこと。

小学校低学年までは髪を伸ばし、親の選んだ女の子らしい服や姉のお下がりを着ていた。

しかし、中学年頃からズボンばかり履きたがるようになった。

週に一度はお行儀が良くなるようにと夫婦でスカートを履かせる日を決めていたが、徐々にそれも嫌がるようになり、小学5年の終わり頃には髪をバッサリ切ってスカートを一切履かなくなり、一人称が僕になっていた。

6年生では念願叶ってほとんど男子部員のサッカー部に女の子二人で入り、あだ名は「フィジカルモンスター」だった。

腕相撲は学年で2番目に強く、唯一勝てなかった相手は、相撲大会で優勝したO君だけだった。

そんな彼女の趣味はスポーツだけではなく、ウクレレにギターに料理にパソコンにイラストに読書に小説の執筆にと多岐にわたっている。

12歳の誕生日には、アコースティックギターを欲しがった。

それまではウクレレを愛用しており、ひと通りの演奏ができるようになったので、次はギターに挑戦したいとのこと。

春休みに父親と楽器店へ行き、彼女の手の大きさに合ったものを店員さんに選んでもらった。

手に入れた黒色のギターを「ネロ」と名付けて大切にしている。

手元に届いて1ヶ月ちょっとだが、既に50曲程度を弾き語れるようになった。

中学校には軽音楽部がない為、吹奏楽部か得意な水泳かサッカーか陸上部に入るかと思いきや、彼女が選んだのは何と未経験の「柔道部」。

部活動紹介の際に、自分と同じ位の小柄な女の子が180cmの男性を投げ飛ばした姿を見て「やってみたい!」と衝撃を受け体験入部したのち即入部。

中学校イチ厳しいと言われている過酷な練習にも関わらず、毎日楽しい楽しいと練習に参加している次女を見ていると、「出会うべくして出会った」のだなぁと感じる。

幼い頃からバレエや油絵を習わせ女の子らしく育てきたはずだが、子育ては思い通りにはいかないということと、同じように育てても育ち方はそれぞれ…ということを切実に感じている今日この頃。

 

これから次女がどんな中学校生活を送るのかとても楽しみだ。