ゆうきちのブログ その2

福岡在住の3児の母が日々のつれづれを綴ります。

子育ての終わり?

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だんだんと、親として子どもにしてあげられることが少なくなってきた。
まず勉強については、子どもなりのやり方やスケジュールがあるので手出しは出来なくなってきたし、そもそも中高生の勉強は予習なしでは教えられない。
さらに、食事についても、先日コロナワクチン3回目接種の副反応で夫婦ともにダウンしていた際に、帰省中の長男と次女が丸三食を完璧に作ってくれたことで、一通りの調理はできることが判明した。(長女は英語の合宿中だったので不参加)
メニューはオムライスやパリパリ餡かけ焼きそばやラーメンなどの簡単なものだったが、それでも野菜をちゃんと入れたりの工夫もあり、身動きできない身としては本当に助かった。
さらに、洗濯や風呂掃除、食器洗いなどの家事もほとんど子どもたちだけでやってくれた。
こうなると、母親の仕事がだんだんとなくなっていく。
久しぶりに帰省した長男から、「ママの餃子やハンバーグが食べたい」とリクエストがあったりすれば、その時が唯一母親冥利に尽きる瞬間だったりする。
そのうち、「おふくろの味」のリクエストすらもなくなったらと思うと切なくなる。
しかし考えてみると、それは私が望んだこと。
勉強も家事もやれるように、自立してほしい
と願い、そうなるように育てたのは私ではないか。
それでも、「私がいないと何もできない」と思い込みたい母心…求められることで満たされていた母親としての自尊心が自分の中に根強くあったことに気付かされる。
これからは別の形や距離感で子どもに接することが子どもにとってベストになるんだろうと思う。
手をかけず、目を離さず、必要な時にそっと陰でサポートするような…
そしてこれから先、忘れてはならない親の義務が経済的支援。
子どもを信じて必要な場面で適切にお金をかけられるかどうかが鍵になってくる。
これから3児の進学に伴い莫大な学費がかかってくるであろう。
それを見越して子育てをしてきた部分もあるし、そのためにディズニーランドも行かず、ほとんどの旅行はキャンプに切り替え、車もスポーツカーから軽自動車、ミニバンからエコカーに切り替え、スマホ格安SIMで贅沢もせずに貯蓄をしてきたのだから。
そしてさらに、私は扶養内のパートから週5フルタイム勤務に切り替え、扶養を出て働き始めたのだし。
「ママー♥」と甘えてくれた楽しい楽しい子育ては終わり。
お次は学費稼ぎのために全力で働く…子どもたちが就職をしてくれるまで…そして次は老後の資金のために働く…シビアだけど働くことに終わりはないのかもしれません。

そのためには、心身ともに健康でいなくては。
切実に自己管理の必要性を感じる今日このごろです。
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